サロン経営ノウハウ

サロンのタオルリネン類はオーガニック?

お肌に触れるものだから・・。人に優しいオーガニックコットンを
サロンのタオル類に選ばれる方も多いのではないでしょうか?

サロンが癒し系だったり、アロマなどの植物療法的なトリートメントを施すならば『ナチュラル』『自然』『天然』などのコンセプトとして
オーガニックコットンを使用したリネン類にこだわりがありますよね。

オーガニックコットン

オーガニックのフェイスタオルや、バスタオル、ベットシーツなどが
リネン類としてあげられますが、

オーガニックは、綿の畑で化学肥料や殺虫剤、除草剤などの農薬を使わずに害虫駆除をしたり有機肥料を用いて、手をかけた栽培の方法で育てられた綿わたを使用しています。

コットンは白色のイメージだけど

そもそもコットンは白いイメージですが
オーガニック系のタオルは白ではなくベージュ色をしていませんか?

オーガニックタオル類がなぜベージュや茶系の色合いなのか疑問に思ったので調べてみました。

コットンには実は、白色の他にも茶色や緑色が有るのだそうです。
コットンはもともと茶色でした。

昔から布を草木や泥で染めることから
色の入りを良くするために品種改良されたのが「白いコットン」です。

染めることを考えると茶色のコットンは用がなくなり
栽培を禁止した時代すらあったそうです。

茶色より白、または様々な色合いが有るのは
製品としては魅力的です。

しかし、製品の白色をキレイに出すために漂白をしたり
川や海を汚す染色することも懸念されます。

茶色のコットンから作られたオーガニック製品は
漂白や染めの工程から起こる環境汚染をしていない証拠でもあるのです。

カラーコットン

オーガニックコットンの製品の中には、
カラーコットンと言われる化学薬品ではなく花や野菜、果物などの色合いを取り入れたものがあります。

染まり方が均等ではなかったり、
使ううちに色合いが変わることもありますが
環境には配慮されています。

そもそも茶色のコットンには、紫外線を95%も吸収するUV効果もあるそうです。植物は自ら身を守るチカラが本当に強いですね。

環境に良いオーガニックコットン

天然繊維の綿花は、
栽培で使用される農薬や枯葉剤散布により土壌や大気汚染の懸念があります。

しかし、オーガニック栽培ならば環境に配慮されて
栽培に携わる人たちにも害を減らすことができます。

つまり、
私達がサロンでお客様のお肌に触れることへの配慮は
実は環境問題にも関わっていることだったのです。

サロンで消費するタオルなどのリネン類をどのように選ぶか?
タオルと言う製品になるまでの工程や、綿花と言う原料の栽培方法など

生産と言う背景を知ると
私は女性の美しさを求めるだけではなく
環境への配慮もしていきたいと考えます。

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