セラピストの美容知識

違反してない?エステティシャン・セラピストに関わる法律:個人サロンも要注意!

私達エステティシャン・セラピストは、お肌を通してお客様のカラダやココロに影響を与えるお仕事です。

その需要は年々高まっているように感じる一方で

信用を失ってしまうような消費者トラブルもまた存在しています。

はじめまして、

サロンオーナーさんの
売り上げのステージアップをサポートする
澤居寿江(さわいとしえ)です。

私達の提供するサービスや商品は、確実に目的を果たせることや実現できるものと言い切るコトはできません。

例えば、病気を治療して完治させたり、薬で症状をおさえるような医療行為に踏み入るコトはしません。

そのため診断もしません。

こちらの記事では、サロンで遵守すべき法律について、改めて見直していきましょう。

施術を行う際の関連法規

私達美容と隣接する業種には国家資格を有することで国から法律によって守られている業界があります。

  • 医師に関する医師法
  • 美容師に関する美容司法
  • 理容師に関する理容師法
  • 鍼灸・按摩マッサージ指圧師に関する法律

私達エステティシャン・セラピストは国が認めた有資格者の業務を侵すことを禁止されています。

裏を返すとこれらの資格のない者は施してはいけないし、広告宣伝等で公に表現をしてはいけないと言う事です。

サロン業務に関わる法律

私達がサロン業務を行う上で関わる法規は、資格に関わるコトと、消費者であるお客様を守るためのものがあります。

例えば集客には

  • 不当景品類及び不当表示防止法

契約に関しては

  • 民法
  • 消費者契約法
  • 特定商取引に関する法律(特定継続的役務提供)

そして、

施術には

  • 医師法
  • 美容師法
  • 理容師法
  • 按摩マッサージ指圧法
    はり師
    きゅう師等に関する法律

その他

  • サロン経営に関わる法律

健康被害を起こさないために

私達はお客様を目の前に自分のできる・知る全てを駆使して、悩みを解決したい・楽にして差し上げたいと思うものです。

しかし、本来美容範囲は、

未病と予防が主であり

  • 治す
  • 解消する
  • 消す
  • なくす

などのことを明言することはありません。

お客様に過剰な期待を持たせたり確実性を認識するような表現ものちにトラブルの原因になりかねない問題点です。

つい、お客様を引き付けるために、事実以上の過度な期待を持たせる言葉を使いがちですが、まずは、

やってよいこと、といけないこと。できることと、できないことの線引きはしっかりつけたいところです。

カウンセリングで気をつけたいこと

20年以上お客様のお肌を見てきて確実にお肌が、デリケートな方が増えています。

  • 春先や季節の変わり目の肌のゆらぎ
  • ニキビなどの肌トラブル

それから、アレルギー体質や、疲労・ストレスも抱えていることを想定しています。

「健常者だけれども健康ではない」

そんな女性は多いのではないでしょうか?

初回のカウンセリングシートはもちろんリピートしていただくたびに肌状態やお客様の体調や精神状態も知っておきたいところです。

お客様の背景を知ってお付き合いをする。

心がけたいですね。

化粧品にまつわる話

フェイシャルトリートメントを施す場合には、化粧品とも関りが出てきます。

また、その仕上がりの継続性や健やかな肌を整えるためにホームケア製品をご提案します。

化粧品とは人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し要望を変え、皮膚や毛髪をすこやかに保つなどの目的で身体に塗擦、散布、その他これに類する方法でしようされ、人体に対する作用の緩和なものをいう

化粧品は、自由に購入したり肌や髪に直接つけるものから、安全に使われるために使用者のことを考えて色々なルールがあります。

化粧品には謳って良い言表現が決まっている

化粧品にはそもそも、その特徴や使用したときの作用について表現の範囲が決められています。

以下引用いたします。

  1. 頭皮、毛髪を清浄にする。
  2. 香りにより毛髪、頭皮の不快臭を抑える。
  3. 頭皮、毛髪をすこやかに保つ。
  4. 毛髪にはり、こしを与える。
  5. 頭皮、毛髪にうるおいを与える。
  6. 頭皮、毛髪のうるおいを保つ。
  7. 毛髪をしなやかにする。
  8. クシどおりをよくする。
  9. 毛髪のつやを保つ。
  10. 毛髪につやを与える。
  11. フケ、カユミがとれる。
  12. フケ、カユミを抑える。
  13. 毛髪の水分、油分を補い保つ。
  14. 裂毛、切毛、枝毛を防ぐ。
  15. 髪型を整え、保持する。
  16. 毛髪の帯電を防止する。
  17. (汚れをおとすことにより)皮膚を清浄にする。
  18. (洗浄により)ニキビ、アセモを防ぐ(洗顔料)。
  19. 肌を整える。
  20. 肌のキメを整える。
  21. 皮膚をすこやかに保つ。
  22. 肌荒れを防ぐ。
  23. 肌をひきしめる。
  24. 皮膚にうるおいを与える。
  25. 皮膚の水分、油分を補い保つ。
  26. 皮膚の柔軟性を保つ。
  27. 皮膚を保護する。
  28. 皮膚の乾燥を防ぐ。
  29. 肌を柔らげる。
  30. 肌にはりを与える。
  31. 肌にツヤを与える。
  32. 肌を滑らかにする。
  33. ひげを剃りやすくする。
  34. ひがそり後の肌を整える。
  35. あせもを防ぐ(打粉)。
  36. 日やけを防ぐ。
  37. 日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。
  38. 芳香を与える。
  39. 爪を保護する。
  40. 爪をすこやかに保つ。
  41. 爪にうるおいを与える。
  42. 口唇の荒れを防ぐ。
  43. 口唇のキメを整える。
  44. 口唇にうるおいを与える。
  45. 口唇をすこやかにする。
  46. 口唇を保護する。口唇の乾燥を防ぐ。
  47. 口唇の乾燥によるカサツキを防ぐ。
  48. 口唇を滑らかにする。
  49. ムシ歯を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
  50. 歯を白くする(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
  51. 歯垢を除去する(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
  52. 口中を浄化する(歯みがき類)。
  53. 口臭を防ぐ(歯みがき類)。
  54. 歯のやにを取る(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
  55. 歯石の沈着を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
  56. 乾燥による小ジワを目立たなくする。

最後に

私達はサロンの広告や化粧品の宣伝に、様々なツールを使って

お客様や未来客様の目にできるだけ多く触れるよう情報を拡散しています。

あふれる情報の中で目に飛び込ませる方法として時にキャッチーな言葉遣いをします。

しかしながら、

  • 国家資格を持つ業種を侵さないこと
  • お客様に過度な期待や誤解を招かないこと

そのモラルは持っていたいものです。

以前は使われていたけど今は禁止になった用語も存在します。

例えば

「デトックス」や「アンチエイジング」などの言葉は、医療用語として使用はできません。

一般の方にしたらとても分かりやすく、意味を共有できる言葉ではありますが、確実性を考慮するとやはり個人差があり状況や状態により絶対ではないもとなります。

ちなみにデトックスとは本来、解毒・排出と言う意味があり、カラダのしくみから肝臓と腎臓の機能を向上させる効果を言います。

アンチエイジングとは老化を止める・老化をおさえると言う意味合いから、止める・おさえることは美容の範囲を超える表現ととらえられます。

  • お客様にとってはわかりやすいだろう
  • だって本当だし
  • 使ってもバレないだろう
  • 別に罰則はないし
  • みんなやっているし

あなたならどうしますか?

エステティシャン・セラピストとしてのモラルを今一度確認をしたいですね。

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