私たち個人・自宅サロンオーナーにとって新規集客はルーティーンで常に付きまとう開拓作業。
ですから、お客様がサロン選びをするときに『何を重視するのか』を知ることは私たちの集客の行動に役立ちますよね。
サロンオーナーさんの
売り上げのステージアップをサポートする
澤居寿江(さわいとしえ)です。
こちらの記事では、「フェイシャルエステ」「フェイシャルサロン」にいらっしゃるお客様は、何を重視しているのか?
そして、私たちはどのようにその重視しているポイントを満たしていけば良いのかについて考えていきます。
お客様がフェイシャルエステを受けたいと思ったとき何を重視するか
20~64歳 n=373
もし、人に言えない肌悩みや、エステに行くことを内緒にしたい場合はこのデータの非対象かもしれません。
しかし、
サロンを運営する私たちがご紹介を頂いたとき、お客様の反応を見ると
口コミや知人の紹介を参考にすることは納得することがあります。
- 「はじめまして」なのに信用されている感がある
- はじめてなのに不安要素をあまり感じない
つまり、お客様ははじめて訪れるエステサロンに
多かれ少なかれ不安を抱くものです。
その不安要素が知り合いの口コミや紹介だと一気に敷居が下がるのかもしれません。
まして、施術者を知っているのならなおさら安心ですね。
私たちの露出が大事な理由は、ここにあります。
「定期的に通うこと」を想定すると交通の便が良いにこしたことがない
立地というのは、自宅サロンオーナーさんの悩みどころかと思います。
- 駅から遠い
- 乗り継ぎがある
- 閑静な住宅地
・・・こいう場所にある自宅サロンや個人サロンは、
電車やバスを乗り継ぐような女性をターゲットにする前に、閑静な住宅地ならば、交通の便が関係ありません。
地域密着を意識してみてはどうでしょうか?
『遠くから足を運んでくれるお客様がいる』
価値のあるサロンイメージですが、その前に足元を固め、経験と実績をつくるとおのずと
交通の便が悪くても遠くから足を運んでいただけることは、私も経験済みです。
ちなみに私は
店舗OPEN時に7000枚の
ポスティングをして半年間新規のお客様でパンパンになりました。
リピーターづくりは徹底していましたが、失客分を補充する地域へのポスティングは3年間続けました。
しかし、時代が10年前なので
同じ効果が出るかは定かではありません。
料金がリーズナブルかどうかの価値は、施術を受けてみないとわからない
例えばフェイシャルエステがいくらだったら安いのか?いくらだったら高いのか?
実際は
その一連を体験してみないと
ジャッジできないのが現実だと思うのです。
特に、未経験の女性にとっては
想像ができないのです。
私たちは、施術前にお茶を出したり、施術の化粧品にこだわったり、技術を習得、向上させるのに高額の授業料を払ったり。
そして施術後にまたお茶をだしたり、什器にこだわったり1回の施術料に対し原価が高いはずなんです。
「こんなにしてくれるなら、この値段は納得」
そう言われる体験エステを設けるのはお客様の「はじめて」にやさしいことであり、まずは体験していただかないと始まらないことでもあります。
料金の明確性はリピートするときの安心材料にもなります
お客様は、
「体験して良かったら通いたい」
「1度受けて良かったらまた来たい」
そう思うものです。
クーポンや割引の特典の場合はそれが、
「今ではない」
だけなのです。
だから、不明確なコース契約や交渉したら値下げされるとか、2回目以降の通い方がわからない…
というような場合は、躊躇しますね。
お客様は選んだモノ・コトに対して失敗したくないと思っているから
私たち大人は、今まで過ごしてきた中でたくさんの選択をしてきました。
化粧品選びに対して
- 効果を感じられなかった
- 宣伝ほどの結果を得られなかった
- 思っていたのと違った
だから、
『まちがいがない』ようにしたい!選ぶ材料は事前に欲しいのです。
と言うことで、個人・自宅サロンはその点とても明朗会計ではないでしょうか?
- 今いるお客様を精一杯満足させて、口コミしたくなるように努める
- 自分のサロンから交通の便が良い地域にまずは集客のターゲットを絞る
- 初回エステ〇〇%引き
- ホームページ・チラシ・リーフレットの料金の明確化
お客様が迷わない・困らないための準備をしておきたいですね。
ちなみにフェイシャルエステは、
- 興味はなくはない
- 悩みがないわけではない
- 若々しくいたいとは思っている
でも、
サロン通いをするほど本気ではない
という、未経験の女性がたくさんいることを知ってください。
そして、
- 試しに1度受けてみる機会・出会い
- 1度受けたら感動をするサービス
- また来たい!またやりたい!と心が動かされる
- 私には必要だと思われること
そういうことを思っていただくために、カウンセリング術を磨いて、「試しに1回」を、10年続くお付き合いに変えていきたいですね!