人生とシゴトの在り方

人生の目的からサロンオーナー業を見下ろして見ると

サロンを営むあなたの生きる目的は何ですか?

いきなり重い質問ですよね。

普通は夢や目標はありますか?が一般的です。
敢えて『生きる目的』考えたことがあるでしょうか?

Sawaiゼミ主宰澤居寿江です。

サロンを繁盛させる理由

セラピスト・エステティシャン(以下施術者)として

・困りごとを解決させたい
・感謝されたい
・必要とされたい

遣り甲斐を感じ心を満たす目的があるでしょう。


それから

・売り上げを上げたい
・好きなことでビジネスをしたい
・社会的立場

そのことから

欲しいモノを手に入れ、やりたいことができる。

つまり、手段が実現する。

当然欲求として求めることです。

生きる目的を考えた時

お客様で予約がいっぱいになるとか、
その売上で
旅行に行ったり、欲しいモノが買えたり
子供の成長に投資したり

手段は人それぞれですが

目的となれば唯一

幸せになるコトではないでしょうか?

幸福度が低い日本人

毎年3月20日、国連の定める世界幸福デーに発表される
『世界幸福度ランキング』
トップ5を北欧国が占めるなか

日本はなんと
世界156か国中の58位(2019年)

国内総生産のGDPや健康寿命の平均値など
数値で見るとさほどトップと変わらないにも拘らず

毎年順位が下がる傾向にあります。

日本人は、心が満たされにくい…
その原因はなぜだろうか?

ひとつには、
幸福や心の豊かさを感じるために分泌する
神経伝達物質セロトニンが関与している。

そのセロトニンを再利用する神経伝達の変化をさせる
トランスポーターが日本人は
外国人に比べて世界一少ないと言うデータがあるそうなのです。

セロトニンを増やす意識も大切ですね。

逆に繊細な心の持ち主だからこそ、
気遣いができる面も持ち合わせていることも留めておきたい心得です。

サロン経営で幸福感が満たされない理由

ひとりサロンを営んでいると

モノゴトの捉え方がつい
自分ひとりのワンパターンに陥りやすいです。

例えば、

お客様から申し込まれないのは
私に魅力がないだからだ

お客様の変更やキャンセルが多いのは
私のスキルが低いせいだ

お客様に提案しても良い反応がないのは
私の知識が少ないからだ。

私以外の同業者がみんなすごく見える。

などなど…。

サロンを続けていくごとに不安が増す

サロン経営の経験や年数に比例して
顧客が増え、売り上げが上がる。

そんな当たり前が「ない」このご時世で

私達はひとりであるがために
ワンパターンの思考から
不安に陥り不満が増すことが増えます。

売上が上がらなくて
金銭的苦痛で不安が増す。

しかし、
売上が上がったら上がったで

時間がない
お客様に結果を出す重圧を感じる
身体がきつくなる

とりあえず7桁に到達してみたものの
喜びは束の間更なる欲が出てくる。

どんな状況にも不満な心を変化させる

私達は常に

お客様の心と向き合い
満足度を高めることを意識し

結果にコミットしようと努力をしています。

接客業だし、

誰からも愛され嫌われないよう努めようとします。

その意識がつい

『ない』ものばかりに目を向け
足りないものを補おう補おうとしがちです。

結果

あるものに気づかず

ないものに不満を抱き不安になる。

できないことやないものに目を向け続けるのではなく

『できて当たり前』と思わず

些細なことでも

できることとあるモノに目を向けてみると

日々感謝の気持ちと満足度があがります。


最後に

人は欲を持つことで成長をします。

しかし、
欲を満たしてもまた欲がわきます。

では、

欲を持たなければ?
これで満足と心を収めても
歪んだカタチで現れ満たそうとするものです。

だから、
『生き方』を目的に持ちその長い道のりの中に

細かくそこに向かっている安心感を得られる

「できる」目標を立てていくと

自信が重なり
迷うことなく目的に進んでいる幸福感が
得られるのではないでしょうか。


ちょっと変えるだけであなたのファンが会いにくる