セラピストの美容知識

エステサロンでの商品の売り方、まずは皮膚の起源を知ろう

はじめまして、

サロンオーナーさんの
売り上げのステージアップをサポートする
澤居寿江(さわいとしえ)です。

お客様に「いつもどんなスキンケアをやってますか?」と聞いてみると、答えるパターンは、大体「あまりやっていません」か「全然やっていません」の2パターン。

なぜそうなってしまうのでしょう。

お客様はスキンケアの正解を知らない

「エステに通っているわりに、たいしたことがないと思われたくない」とエステに通うことを誰にも言わずに黙っているお客さま達がいます。

「お手入れをちゃんとやってる?」の質問も同じなんです。おうちで手入れしているってその顔で?って思われたくない。根底にあるのは自分のスキンケアに自信がないから。

多くの女性が、スキンケアの正解を知らないまま、毎日なんとなくスキンケアをおこなっています。

私たちはプロとして、お客様のその気持ちを理解しておきたいものです。

何をしたらお手入れしている(スキンケア)になるのか?

皮膚の生命活動としての意味は3つあります。

・紫外線対策
・乾燥対策
・抗酸化対策

陸で生命活動を行うために皮膚が与えられる役割ですね。この役割を補助するようにおこなうのがスキンケアなのです。

・紫外線対策→日焼け止め・下地やファンデーション
・乾燥対策→化粧水や乳液、保湿クリーム
・抗酸化対策→クレンジングや洗顔

美容目的だと思っていたお顔の手入れは、そもそも身を守るための適応能力に沿ったケアだったということなんです。 キレイは後からついてくるので、まずはお肌の健康のためにスキンケアを行うと認識しておきましょう。

化粧品って、お肌に効果があるものだと思いますか?

化粧品の定義:お肌を清潔に保ち、身なりを整えるモノであり、肌への働きが緩和なモノ 

ちなみに良くも悪くもざっくり言うとこんな感じです。だから、薬機法では『○○効果や効能がないもの』ということになります。

化粧品は、何を使ってもどれを使っても効果の低いものなのかというわけではありません。化粧品はどんどん進化しています。研究開発を行う大手化粧品メーカーから、皮膚のしくみに沿った新しい化粧品がどんどん生まれているのです。 

使う時の最大のポイントは『使い方』『選び方』。それぞれメーカーによってスキンケア法が違うため、使用分量や使用方法を守って使い続けることが大切なんです。 

化粧品は効果効能を謳えませんから、セラピストさんが教えるべきなのです

薬みたいに「1日2回」「1回3g」「夜、寝る前に」なんて、詳しくは記載されておりません。よって、私たちのようなお肌の専門家がお客様にしっかり提案とアドバイスをしましょう。 

化粧品は一般的に、肌への働きが緩和なモノです。正しく使い続けることで肌は変わりますが、その変化のスピードを理解していないお客様は「このままで良いのか」と不安になります。

だから、サポートが必要です。お客様が信じて正しく使い続けるためにです。

お肌の専門家として適切な提案とアドバイスがお客様に変化をもたらすことを忘れないでくださいね。

 

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