本日も健康に関わるセミナーを開催したばかりで
思考が『健康』に傾いているため
ちょっとそのような話を…
ちなみに前回の
『人生100年時代の健康寿命とは』はこちら
サロンオーナーさん向けに発信していますが
一般の方にも気づきがあればなどと
両面から読めるよう書いています。
40歳を過ぎると
女性の会話は『健康の話』って言うけど
あれニュアンスがちょっと違うと思いませんか?
なぜなら、
私達サロンメニューで
健康志向の未病や予防のメニューや商品が
どれだけ売れます?
アドバイスがどれだけ受け入れられますか?
面倒>行動
変えない>変わりたい
現場で実感する健康意識の低さ。
まぁ私達を頼ってくださるので
そのまま自分は変わらず
容姿だけ変えてくれとばかりに…笑。
あっつ確信をついてしまいました。
だから正確には、
40代を過ぎると
健康と言う前向きな姿勢より
「病気の話が増える」の方がしっくりくると思うのです。
3つの軸でサロン売上げの
ステージアップをサポートするSawaiゼミ主宰
澤居寿江(さわいとしえ)です。
健康を目指すより「美しさ」の欲求を満たす
美容に携わる私達は、
基本健康そうな女性を相手に
サービスの提供をしています。
疾病がない状態ですかね・・・。
しかし実際に「健康」かどうかは…です。
病気と診断されるものがない
弱っていない
だから健康の範囲だとする。
そこで思うのです。
仕事上、
・キレイになりたい
・キレイで在りたい
お客様達を集め、お付き合いをしていますが
私達が求める女性の『美』とは
健康の上に成り立つものですから
土台、基礎があっての…美しいなのだと。
ところが、
◎肌トラブルを起こす悩みには原因がある
◎痩せないのには理由がある
◎衰えを実感するのには年齢以外がある。
悩む結果には必ず原因がある。
だから素肌を含めた容姿の美しさを
追求することは
自然に健康志向になるという事なのです。
まぁサロンを訪れるお客様はたいてい
「なんとかしてくれ~」と私達に身をゆだねるわけですが、笑
女性は美の追究で健康寿命を延ばせる
2018年、日本人の平均寿命は女性87,32歳
男性は81,25歳(厚生労働省発表)
共に過去最高を更新しています。
更に、
自立して生活できるいわゆる『健康寿命』
少し前のデータですが
女性は74,79歳 男性は72,14歳
人生最期を向かえるまでの10年
どのように在りたいですか?と言う話です。
女性の生命力はズバリ『美』への欲求です。
若々しさと言うものは
様々なことで醸し出されますが
最期をどう迎えたいかを決めて
今をどう生きるかと考えてみても良いのでは?と思います。
そんな話がお客様とできる仲になれると
私達はより、お客様の意識を高めることができそうですね。
なぜ健康を語るのか
なぜ私がこのように理想を並べるかと言えば
それは「知っている」からです。
つまり学びです。
なるほどそういうことか!と思えば
気になるモノです。
そもそもは、
フェイシャルを専門に
エステティシャンとして活動していたので
肌を追求するあまり
カラダの事に対し非常に無知でした。
今でも、胸をはって断言できる健康的な生活ではありません。
しかし、
長くお客様とお付き合いをしていく過程で
いくら外側を磨いても
肌は衰える
覇気がなくなる
スキンケアや化粧品ではない
土台の壁にぶち当たるコト多々。
フェイシャルエステだから首から上だけとか
デコルテまでとか
顔は身体と繋がっているのに
顔だけ温めるとか、リンパを流すとかないでしょ~って、笑。
気づけば気づいた分
学びと技術を身につけて
サービスに落とし込んでいきました。笑
フェイスラインのたるみを
化粧品が何とかしてくれるって
おいおいって
思うわけなのです。
あっつ、ココロの声が漏れてしまいました…。
カラダの声を無視して
造形や容姿を美しくするのには
限界がありますし、
そもそも
そのハリボテ状態は美しいのか?となるのです。
美から健康へ
美は健康の上に成り立つことを知っていると
ついつい健康志向を唱えてしまいがちです。
本来は
心身の健やかさあっての美しさなのですが
持論としては
逆があっても良いと思うのです。
本人は気づいていない、知らないだけかもしれない…
けれど、
見た目を悩むことで
知り気づき行動に移すことができれば、健康は手に届く。
そんな出会いと気づきを私達は
結果健康に導くために提供できるのです。
素晴らしいシゴトですね。
最後に
昨今のサロンの流れが
ビフォーアフターでどれだけ結果を見せられるか?
結果重視のサービスや商品が激化しています。
美容とは、容姿を美しくすること。
私はぜひ
容姿を美しく魅せることだけに捕らわれず
心身共に健康でいるための知恵を
お客様自身がつけて
生命力である本当の美の追求を
いつまでも行っていただきたい。
そのための技術と知識を持った
サポーターは大いに活躍をするべきだと感じています。