セラピストの美容知識

美肌(丈夫で美しい)を保つケアはローションマスクの保湿ではなく洗い方にあり!

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皮膚の生態系からひも解く美肌の秘訣とは

テレビCMを見ていても空前のエイジングケアブーム、ターゲットはアラフォー・アラフィフのいわゆる老化に逆らいたい!と強く願う年齢層。

アンチエイジングを望むアラフォー・アラフィフの空前のエイジングケアブーム



と同時に、

女性の社会進出とライフスタイルの変化から
肌がデリケートに傾く
敏感対策のコスメも数多く発売されています。


若々しく在りたいエイジングケアと肌のゆらぎを最小限にしたい敏感対策の二極化

エイジングの兆候には、シミ・シワ・たるみなど
紫外線ダメージや加齢が大きく影響するものの

皮膚組織として見ると

そもそも『健康な肌』が保ているかは
基本的でありベースとなっています。


健康な肌とは、
臓器としてもっとも外側で

外気の影響を受けながら
その組織を正常に保つことができている状態のことです。


それこそが
健康で美しい肌となります。


当然、
健康な肌の基本が整わない
ゆらぎやすい敏感なコンディションの場合

皮膚組織そのものを
正常に戻すことが求められます。


残念なことに
敏感な肌状態は『老化を加速させる』などと
言われるように

若々しさを目指したければ
まず、

肌を健康にすることが第1となります。

皮膚組織が正常に機能していることが健康な肌であり美肌である


健康な肌に必要な3つの条件

皮膚は身体の臓器を包んで守る1番外側の臓器です。

・体温調節
・水分調節
・外敵の侵入を防ぐ
・物理的・科学的刺激から守る
・免疫システム
など様々な働きをしている重要な器官です。

バリア機能となる脂質を安定保持すること


皮膚の組織でも最も第一線でバリア機能を発揮しているのが
脂質の存在です。

生物が陸で生命活動を維持できるようになった
進化の一つは『乾燥から身を守る適応能力』

この強いバリアは、

・ターンオーバーの過程で作られる細胞間脂質
・毛包に付随する皮脂腺から出る脂質
・汗と脂質の交じり合った皮脂膜

これらで形成されています。

不感知汗の水分蒸散を防ぐこと

化粧水やローションパックのような
外側から湿気を補うことはもちろん

飲む水分補給が重要です。

皮膚は運動をしなくても
1時間に100㏄程度は水分蒸散する
と言われています。

季節・気候、多くの時間を過ごすエアコンによる
低い湿度が浸透圧の影響で
水分蒸散を高めていきます。

利尿作用のある飲み物を除外した水分の補給や
食事にも意識をしたいところです。

皮膚フローラと言われる常在菌の生態系を守る

今回着目したいのは、

この皮膚の表面に常在する微生物の存在です。


皮膚表面には、
まるで森や海のように
生物が生態系を保っています。

皮膚の健康は、
この微生物の生態系バランスにも
影響をされています。

例えば腸内フローラのような
・善玉菌
・悪玉菌
・日和見菌
のように絶妙なバランスで
環境を守るひつようがあるのは
皮膚の常在菌も同じことです。

肌の健康に影響する常在菌の存在


顔に存在する常在菌の種類は数十種類と言われ
数にして数十億~数百億に及ぶ菌が存在しているそうです。
これらをトータルで『常在菌』と呼んでいます。

私達美容家が
スキンケアやエステトリートメントで
特に意識をしている3つを上げてみます。

コラグラーゼ陰性ブドウ球菌

staphylo epidermidis (通称表皮ブドウ球菌)
汗腺から出る汗(アルカリ性)と皮脂腺(酸性)が
餌となって繁殖するそうです。

この表皮ブドウ球菌は、
角質層全体にグリセリンや脂肪酸をつくり出し
肌の水分蒸散を防ぎバリア機能を保つ立役者なのです。

腸内フローラ同様
この常在菌の数は個人差があり
1㎠あたり1000~10000個ほどの差がある説も。

つまりは少なければ、
バリア脂質の低下に影響すると言うわけです。


低下する原因と増やすための対策とは

表皮ブドウ球菌の減少には、
『洗顔の仕方』が影響すると
いくつかの書籍を見ても必ず書かれていました。

常在菌ですから、
時間が経てば(およそ12時間サイクル)
もとに戻るものですが

それが繰り返されたり
他の要因と重なることで

いわゆる皮膚の善玉菌が少なくなってしまいます。


・長時間湯舟につかる
・何度も洗顔をする
・肌がつっぱるような洗顔料
・無理に角質を落とす
・適度な運動で皮膚の不感知汗を保つ

肌乾燥から敏感傾向、またニキビでお悩みの場合は
この表皮ブドウ球菌を育てる洗顔の見直しが必要かもしれません。

黄色ブドウ球菌

皮膚表面や毛穴の周りに
常在菌として、
本来は当たり前に常在している菌ですが

病原性が高いため

皮膚がアルカリ性に傾くと増殖して
炎症を引き起こしたりします。

例えば、
石鹸による洗顔をすると
皮膚表面は㏗8くらいまでアルカリ性に傾くようです。

通常皮膚には恒常性機能がありますから
いずれ弱酸性に戻りますが

肌の健康が損なわれていたり
機能が低下している時には

その間に
菌の生態系が崩れてしまう可能性があります。


常に弱酸性を保てるよう
洗顔の洗浄力や㏗の考慮が求められると考えます。

アクネス桿菌

Propionibacterium acnes (通称アクネス)
一般的にアクネ菌と呼ばれるこの菌は嫌気性菌で、
酸素のある環境ではほぼ増殖ができず死滅するそうです。

こちらも常在菌の一部であり、
毛穴の内側や周辺に存在しています。

肌トラブルで大きな悩みとなるニキビの原因と言われる
アクネ菌ですが、
増殖しなければニキビ菌として嫌われることなく

むしろ、
皮脂腺から分泌される脂肪酸を
遊離脂肪酸とグリセロールと言う脂質に変換し

㏗5.5の弱酸性の皮膚表面を形成するために
一役買ってくれる存在なのです。


ただし、

過剰に増殖すると
毛包口で炎症がおき赤ニキビの原因となってしまいます。

皮膚表面の常在菌の生態系るために

表皮ブドウ球菌を減らさないことで

アルカリ性の環境を好む
病原性の高い菌の繁殖を防ぐことに繋がり

それが
皮膚のバリア機能を保つことにも繋がっていきます。

表皮ブドウ球菌の餌となる
汗や皮脂成分を安定供給するためには、

・肌の代謝を促すこと
・適度な運動で水分を保持すること
・うるおいの皮脂膜を持ち続けること

皮膚がアルカリ性に傾くような石鹸成分や界面活性剤など
洗顔料の見直し。

「突っ張るくらいが洗った気がする」などの
洗いすぎの見直し。

皮脂分泌に関わるバランスの取れた食事。

皮膚の水分保持に影響する適度な運動。

美肌を保つ、手に入れるために
高価な化粧水や美容液

パックや美顔器などで手間をかける前に

基本中の基本!

『洗顔』について
自分の『肌質にあった』選び方・使い方を見直してみましょう

美肌の条件「うはたけつ」うるおい・ハリ・弾力・血色・つや


多くの美容家さんが
洗顔の大切さを声を大にして唱えるのは

表皮ブドウ球菌を大切にすること。
その上で、
皮膚表面の生態系を絶妙に保つこと。

こんな理由があるからなのです。

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