自宅サロンを始める時、まずは身内や友人に声をかけ知り合いやその紹介で、ありがたいことにご予約をいただける。
最初の集客は知り合いからと言うオーナーさんは多いのではないでしょうか?
サロンオーナーさんの
売り上げのステージアップをサポートする
澤居寿江(さわいとしえ)です。
いつもは、楽しくおしゃべりをする仲でも、お客様として迎える時はちょっと新鮮ですよね。
知り合いだから、何でも知っているようで、実は、どんな悩みがあって、どんなことで困っているのか?
そう言えば知らない・・・。なんてことも、ありますよね。
例え友達でもお肌悩みや体調のことまで知らないこともある
美容に興味があったとしても、
- 普段お肌の悩みまでは聞いてなかった。
なんてことは珍しくありません。
だから、たとえ知り合いがお客様でも、カウンセリングは大事な工程です。
立場が変わると、話す内容も変わります。
いつもお邪魔するあなたのご自宅も、
今日は施術を受けるサロン。ちょっと緊張します。
お友達でもお客様だからかしこまった方がイイ?
ご予約をいただいた時間はお友達もお客様。
あなたも、今日はお仕事!気合が入ります。
仕事だから丁寧におもてなし・・・。敬語を使ったり、変に気を使って友達であるお客様を余計に緊張させていませんか?
カウンセリングでは、お客様のお悩みや聞いてみたいこと聞き出すことが重要になります。
そこで、
- いつものような口調雰囲気でざっくばらんに気兼ねなく会話ができた方が話やすい場合、
- いつもよりまじめに質問をした方が本当のことを、お友達が伝えやすい場合
それぞれあります。
何が丁寧で何がおもてなしのココロか?
- お肌のお悩みなにかありますか?
- どんなケアを普段してますか?
丁寧に問診をすることばかりが気遣いではありません。
気遣いを心遣いにしてみませんか?
友達が気兼ねなく本心を話せる雰囲気・・・。
もしかすると、
- お肌で悩みってある?
- うちでいつもどんなケアをしてる?
気構えせず、いつも通りの会話で知らなかったお悩みやライフスタイルを教えてもらえるかもしれません。
逆に知っているから伝えにくいこと。
これは改まって「施術にかかわること」と雰囲気を出して質問した方が大事なコトとして伝えてくれやすいでしょう。
気遣いと心遣いのちがい
マナーや接客でお客様に丁寧に対応するのは気遣いとして当然のこと。
その1歩先の心遣いは、お客様に合わせて、より気遣うこと。
気遣いと心遣いのちがいを理解すると、セラピストとしてキャリアアップです。
気遣いと心遣い、ぜひ使い分けてみてくださいね。