我々セラピスト・エステティシャンのように、化粧品を取扱い販売に携わる者として、
正しいスキンケア知識と肌のしくみに沿ったケアの提案は、とても大事なことです。
サロンオーナーさんの
売り上げのステージアップをサポートする
澤居寿江(さわいとしえ)です。
こちらの記事では、お客様のライフスタイルに合わせたベストな化粧品のご提案とは、どういうものか?
について考えていきたいと思います。
すべてのお客様に同じ提案をしているけれど本当にこれで大丈夫なのかな・・・?
と、不安に思っている方は読んでみてくださいね。
洗顔料を使う?使わない?も、お肌によって変わる
「朝は洗顔料を使わずに水洗いで十分」
って、聞いたことはありますか?
例えば乾燥肌は洗顔料を使わない方がいい。など。
洗顔料に含まれる『石鹸素地』という脂肪酸+ナトリウム成分。
これが、お肌表面に負担をかけると言われています。
洗顔料だから石鹸で洗わないで何で洗うの?って話になっちゃいますよね。
洗顔で落としたい汚れは、肌の内側から湧き出てくるものです。
アカになるべき、お役御免となった角質や、酸化した皮脂。
あとは、チリやほこりと言われています。
お肌をアルカリ性に傾けることで、一時的に汚れを落としやすくなります。
健康な肌の場合、問題ないレベルではありますが、コンディションによって、または使い続けることで
常在菌を排除しバリア機能を下げデリケートな状態になります。
洗顔料を使わないデメリットとは?
洗顔料を使わないデメリットもあります。
男性では実感できないかもしれませんし、素肌美人を推奨する美容家は触れない、
- ファンデーションのノリ
- 化粧崩れ
こういったデメリットです。
だから、
朝、洗顔料を使わない派は、ノーメイク派でもあります。
バッチリメイクをしたい方が、「朝は洗顔料で顔を洗わない方がいいのよ」というアドバイスを取り入れると、ちぐはぐになってしまうんですね。
毎朝メイクをされる女性にとっては、洗顔料で顔を洗った方がベースメイクは馴染みます。
朝洗顔料を使って顔を洗いたい理由とは、
- 壁に壁紙を貼るとき、
- ペンキを塗るとき
- 床にワックスをかける時
事前に油膜や汚れを専用の洗剤で落とす。そんなイメージです。
肌乾燥は防ぎたいけど化粧ノリが悪いのも困ると言う方
実は、スキンケアで大事なのは洗顔方法です
- 石鹸成分無配合
- 弱酸性石鹸
を選ぶのも一つ。
『使い方』として、
- 泡をたくさん作る
- 気泡を荒くして洗浄力を下げる
- (あえて粗目の泡を作る)
- 20~30秒で洗い流す
そんな工夫で『イイとこどり』ができます。
セラピストとして、お客様にこのようなアドバイスができているでしょうか?
化粧品選び・使い方はプロに相談するべきアイテムである意味
「私の肌に合った」「私の肌が良くなる」
化粧品の選び方と使い方がある。
これは、専門知識が必要になるので、
- 美容部員さん
- エステティシャン
- セラピスト
といった、プロに聞いて欲しいのです。
なかでも、素肌を見て触って、ライフスタイルを把握して、経過観察ができる
エステティシャン・セラピストさんたち。
プロであるあなたは専門性を詰め込むべし!
正しいスキンケアの概念はメーカーによって違う
あなたがもし、「私の扱っている化粧品が1番良いと思っている!」そんな自信が持てる化粧品を扱っているのなら、
その熱い気持ちでお客様に結果をもたらす提案をして欲しい…
しかし、
偏った情報や、
自分の扱う化粧品の良さを伝えるために他のメーカーを非難したり・・・
そんな悪く言うスタイルは
お客様にとっても不安になるところです。
例えば、
- 石油系オイルは悪!
- オーガニック以外は危険
- 無添加だけが優しい
- 植物性が優しい
もし、このように本気で信じているなら
そもそも知識が偏っているので客観的に学びなおすタイミングかもしれませんよ^^