エステ業界は、データを正確に取ることが
難しいと言われています。
- 必ず保持する資格がない
- 協会が分散している
- 開業届による把握がしにくい
- 『健康』『美容』『医療』などジャンルが混ざり不明確
今回、
- 野嶋朗・田中公子著 『データで見るエステティックの今とこれから』
を参考にさせていただき、フェイシャルメニューを持つ個人・自宅サロンの集客について記事にしてみました。
公に出ている市場データは、大手サロンレベルの数値と考えられる
20代以上の一般女性
- エステティックサロンでフェイシャルエステを受けたことがない75%
n=5.400の数値なので、
サロンでフェイシャルエステをリピートしている女性は5400人中340人
私はこのグラフを見たとき、
美意識の高い女性や、エステサロンに通う意識が強い女性
よりも、
全く利用したことがない、未経験の女性にフェイシャルエステのすばらしさをもっともっと知って欲しい!と思いました。
個人・自宅サロンが初体験のきっかけになって欲しい
一般女性は、大手エステサロンに一歩踏み込む明確な目的がないとなかなか利用ができないのでは?と
思うのです。
- 敷居が高い
- 価格が不明確
- 不安
それでも、フェイシャルエステってイイよ!って私たちは言えます。
自分と同じ世代、似た境遇・近い価値観のセラピストが安心できる
データによる
- エステティックサロン利用者の6.9%の内訳
こちらはどの世代もあまり格差はありませんでした。
経験上、施術者に近い年齢層がお客様として集まってくる印象があります。
つまり、個人・自宅サロンには様々な経験を積んで様々な思いで開業したサロンオーナーがいます。
- 友達がサロンを始めたから
- ママ友がサロンをやっているから
- 交流会で知り合えたから
- 近所にあるから…
大手サロンだったら行かないけど「〇○さんなら、やってもらいたい」
そんなふうにいってくださる、エステ未経験者の興味を、ぜひあなたが引き出して欲しいと思います。
最後に
グラフの数値をみて分かるようにエステ経験者は、フェイシャルメニューが1番多いです。
しかし、何度も利用する『リピート』になると脱毛の割合が高くなります。
これは、目的が明確で
結果が目に見えてわかりやすい。
しかし、脱毛メニューはリピートされやすいけど終わりがあるのが実態です。
フェイシャルエステをリピートに繫げるカウンセリング力を持ちお客様とエンドレスで長くお付き合いをしていく。
一緒に年を重ねるようなセラピストになっていきたいですね^^