以下の記事では、生物の起源から皮膚の働きをお伝えし魔除けに始まった化粧も奈良時代には貴族の「美白」にいたるお話をしました。
昔も今も、女性の『魅せる美しさ』への欲望は変わらないものですね。
はじめまして、3つの軸でサロンオーナーの売上げのステージアップをサポートする、Sawaiゼミ主宰澤居寿江です。
こちらの記事では、「化粧水誕生秘話」という知ってて損しない豆知識をお届けします。
肌を白く魅せることは、崇高さであり、清廉潔白なイメージをもたせる
白化粧(おしろい)は、高貴な身分の女性にピッタリの魅せ方だったんです。
そんな、肌を白く化粧する文化ですが、江戸時代には庶民まで普及したそうです。
そして更に進化したことがあります。
『化粧をした白い肌』は『素肌の美しさ』への意識改革へ
滑らかで白い肌=美しいが定着し、なんと、
『化粧水』が誕生したのです。
白い粉に水を足して滑らかに塗る化粧もちがいいように水をつける。
さらには、南蛮から伝わった魔法の道具
蒸留器で薬草を用いた化粧水が流行ったのです。
肌に光沢がでて、キメが細かくなり、香りがただよう。
美しさに、より磨きがかかりました。
江戸時代の女性がこぞって興味をもったものが化粧水
いわゆる化粧水バブルの始まりです。
当時の女性達も化粧水、大好きだったみたいです。
日本で、ローションが『化粧水』である所以(ゆえん)がわかりました。
日本人がどこの国の女性より『化粧水大好き』で、化粧品を奮発するとき『化粧水』をターゲットにする!
もしかしたら、日本の『化粧(メイク)文化』からの思考なのかもしれませんね。
日本の化粧品はビジネスで売られているから
ちょっと意地悪なことを言いますと・・・。
化粧水大好き日本人に向け、国内も外資の化粧品メーカーも『ビジネスとして』高額で高級な化粧水を販売しています。
なぜなら、お肌の美しさに化粧水の存在は偉大だ!と、すり込まれているからです。
そもそも、外国の女性はあまり化粧水に興味がありません。
むしろ使わない人すらいるそうです。
日本の女性は逆です。
老いも若きも
「ケアは何もしてません!化粧水くらいです」
とか言っちゃいます。
これが化粧文化から来る『化粧水』への依存かもしれませんね。
化粧水は、白化粧をより美しく魅せるために誕生した!
『きめが細かくて、化粧ノリが良い肌が美しい』とされた江戸時代のおしろい文化に起源があった。
・・・という、豆知識でした。
知ると、ちょっと楽しくなりませんか^^?
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