スケジュール帳に予定を記入する時
これは『シゴト』なのか『プライベート』なのか
いつも迷うことが多くて
そのうち
色分けするはずだったペンも
全部『シゴト』カラーばかりに・・・。
つまりは、
組織の一員や雇われた働き方ではない私にとって
シゴトもプライベートも境目は曖昧で
もっと言えば人生=シゴトだと思った方が
しっくりとくるかなと思うのです。
3つの軸でサロン売上げアップをサポートする
Sawaiゼミ主宰澤居寿江です。
過去を振り返ってみても
シゴトを通してどれだけ人生経験を積み上げてきただろうか?
お客様とのお付き合いや
ビジネスをすることでの気づきや学び。
シゴトは働くことで
プライベートは遊ぶことではなく
シゴトもプライベートも
『人生』と捉え一括りに生きていく。
私の生き方などにも触れながら
サロンオーナーさん、更には個人事業主さんの
シゴト意識についての気づきになればと思います。
人生からシゴトをどう捉えるか
ちょっとだけ私の生い立ちを話すと・・・
私には、母親の記憶がほぼありません。
幼稚園の年中にあがるその日
母は他界しました。
それまでも入院生活でしたから
私は父と暮らした日々しか記憶がないのです。
そして片親生活も20年
大好きだった父も突然他界。
ひとりっ子で父の愛情独り占めだった私は
肉親がいなくなりました。
ありがたいことに
当時お付き合いをしていた方がいましたので
まだ若かったのですが
23歳で結婚し幸運にも家族ができました。
自分自身は思ってもいなかったことですが
幼少期から私は
周りの大人から
小さい時に母親を亡くした
不憫な子と扱われていました。
大人になってからも
早いうちに両親を失ったかわいそうな子と
思われている感が否めませんでした。
おかげさまで周りの大人達からはとても親切にしてもらいました。
当時から疑問に思っていたのは
なぜ多くの人は
親がいることを当たり前に思うのだろうか?
と言うこと。
でもそれが一般的であることは理解しました。
ひとりっ子だった私の相棒
愛犬や愛猫も
突然の死別があったり
歳月がくれば寿命での別れもありました。
とてつもない寂しさに
押し潰されるような心の痛みもありましたが
そんな中で私は
生きている者はいつか必ず死ぬ。
しかも、
『いつか』は突然あり得るし
いつかが『いつか』はわからないまま生きていることを
強く感じていました。
そして同じように
日々の生活の中で
ずっと同じ、変わらないは全くもって『ない』と言うこと。
世の中は無常だとうことを
前提にしてこれまで生きてきました。
潜在的な不安を抱くこととは
「何事も常に変わらないはない」
私の意識のどこかにずっと居座っていた
無常と言う概念はサロン経営の中で
良くも悪くも大きく影響を与えました。
・お客様がずっと来てくれるかわからない
・売上げがずっと安定するとは限らない
・今日は良くても明日はどうなるかわからない
・私がずっと働けるかわからない
・もし・・・・
常に・安定・安心
心に全く満たされないからこそ
止まることなく、過信することなく
成長をやめなかったことは事実です。
しかしそれと同時に
・満足感がない
・次々と先ばかりをみないと気が済まない
・苦しい方が頑張っている気がする
・楽しいレベルはラクをしている
辛いことで安心感を得ていたことさえあります。
そんなふうに、
自分を追い込み空回りをすることも多々ありました。
本当の不安とは
私の中の本当の不安はなんなのか?
それがわかったのはつい最近のことでした。
シゴトとプライベートの境目がないくらい
人生が楽しいはずなのに
傍でずっと不安が付きまとうその原因は、
私の経験から感じていた「無常」
・生まれた時から死に向かっていること
・いつまで健康で生きていられるのか
・老いていくことの支障は
私は死ぬことに対して
「いつか」と言う備え用のない不安が
いつも潜在的にあったことに気がつきました。
目に見えるモノやコトの不安の本質は
目に見えない将来への不安であるコトの認識です。
死を意識して見えること
私のこれまでの人生に
本当にありがたいことに
死に直面するような
大病や事故、怪我などはありません。
しかし、
私が33歳の時、
不思議な1年を体験しました。
享年33歳で亡くなった母の年齢を越す時
私は『死』をすごく意識したのです。
もし、私の人生がここで終わるなら・・・
『悔い』がない生き方とは?を真剣に考えたのです。
明日死ぬかもしれない
いつか・・・なんて言っていいられない。
そう強く思った私は
『引き寄せ』としか思えない強烈な出会いがあり
人生を自らガラリと変える一大決心をしました。
そもそもこの世のものは全て『無常』だと思っていますから
医者家系に嫁に行った私が
当時
定職を持たない男性と
この先の人生を共にする決断には時間もかかりませんでした。笑
シゴトは人生と捉えた時
話は仕事に戻り
悔いのない人生を送るために
その中の『シゴト』は幸福感ややりがいを感じるための
大事な要素だと思うのです。
そこで、
今取り組んでいるシゴトは、
人生をかけて没頭したいほど
心を奪われたシゴトだろうか?
こうあるべき
こんなもので良い
半ばあきらめのように、留まってはいないだろうか?
私のように、
社会に出ると同時にエステティック業に関わり
生粋で美容に携わり続ける人もいれば
会社員や主婦から
美容の仕事を目指して成った人も多いでしょう。
つまりは、
人生を大きく舵切りをした経験は
1度はあるのではないでしょうか?
今、『満足ができる未来』を描きながら
目的を持ってシゴトに取り組めているかな?
こんな人生最高!そう思える未来を見据えているかな?
無常であることの『不安』を
私のように常に抱き続けているならば
人生そのものの目的を深く考えることで
不安を落ち着かせることになる。
そのために私は今、
美と言う
女性の生命力の本質を探りながら
多くの女性が豊かな人生を送るために
お役に立てる『何か」を企画創造しています。
それがとても楽しくて
絶対叶えたい夢であり、私の『人生』でありたいと思っています。
そう思えるものを見つけ向かう先が
明確に成ったからこそ
「だから・・・」
「そのために・・・」
と、具体的なことをカタチにする行動が
取れるようになりました。
シゴトと言う人生の中で
時折感じる不安や不満。
そんなことで押し潰されそうな時の解決策を保つために
人生最期にどうありたいか?から
考えてみてはいかがでしょうか。