はじめまして、
サロンオーナーさんの
売り上げのステージアップをサポートする
澤居寿江(さわいとしえ)です。
サロンオーナー様のお悩みとして、次回予約をその場でいただけないと言うことがあります。しかし、決してリピートされないわけではなく、リピートしてもらえるお客様なのにその場でご予約をいただけない事例。
リピート予約のタイミングについて考えていきましょう。
リピートされるなら次回予約をいただく必要はあるの?
・回数券を購入する
・コース契約をする
これらの場合は、お客様の「これから通います!」宣言です。
しかし、
・予約が入っていない
・回数券やコース契約はない
このようなお客様は、いつ来てくれるかわからないし、また来てくれるかどうかもわからない状態になっています。
お客様が「また来ますねー」と言ってから早3ヶ月。その間メチャクチャ不安になりますよね。なにかしでかしたんじゃないか?不快な思いさせちゃったかなぁ。もしかして、あのトークが売込みって思われた?
お客様がまだ少ない時期は特に、「休眠客様」「失客」について色々と頭をよぎりますよね。そして「もう来ない」「嫌われてしまった」なんて思っていたら、忘れた頃にご予約の問い合わせが来たりするものです。
その時お客様は、「ホントはもっと早く来たかったんですけど」「つい、間が空いちゃって」「あっという間に3ヶ月も…」なんて言っていたりするのですよね。
不定期なお客様を生み出していませんか
なぜこのようなことが起きるのでしょうか。このような不定期なお客様、実は私たち自身の言動がそうさせてしまっている場合があります。
・『次回予約を入れて帰る』このシステムを当たり前にご案内できていますか
・予約はいつも空きがあるから「いつでも連絡くださーい」とお伝えしていませんか
・直前でも「けっこう空いているから入れますよ」とか馬鹿正直に自白していませんか
あなたのその謙遜した言葉が、お客様の「もっと早く来たかったんだけど」になってしまっている可能性があるのです。
私たちのサロンはスパ施設でもホテルエステでもありません。お客様が定期的に足しげく通い続ける未病・予防意識を保つ場。どのくらいのペースで利用するのがベストなのか、お客様のキレイを持続するためにしっかりお客様に伝えましょう。
次回予約をいただき定期的に利用していただくのは、あくまでお客様のためなのです。
ご新規様のカウンセリングで2回目以降の対応が決まる!
お客様はお客様の知っている範囲や常識で行動します。「次回の予約をいれましょうか?」のご案内をしていない場合、お客様は、次の予約は改めてメールやフォームで問い合わせるって思っているかもしれません。私たちの個人・自宅サロンと美容室が同じ感覚になってしまっている場合があるのです。
・美容室はイチイチ次回予約を入れていかない
・行きたいときに連絡すればいい
・直前に問い合わせる
・予定が空いたときに予約をする
私達の施術がこのような常識の中で申し込まれていたら、いつまでたってもお客様と定期的なお付き合いは難しいです。
リピートしてくれるお客様が来ないのではなく、リピートしたくなるカウンセリング術ができているか?お客様に「気づき」「興味」「必要性」を感じていただける新規カウンセリングとは、次回予約をいただくことが「肝」となるでしょう。