セラピストの美容知識

『心』を知りサロン集客・カウンセリングに活かす

私達は常々集客なら「申し込まれる」ことを、
カウンセリングなら「お願いされる」

つまり「伝わる言葉」を意識しています。

3つの軸でサロン売上げのステージアップをサポートする
Sawaiゼミ主宰澤居寿江です。

「伝わる」とは相手の心を動かすこと

伝えたいことが伝わるとは、


平たく言ってしまえば
・申し込まれる
・売りたいモノやコトを買ってもらえる

ことですよね。

お客様が行動を起こすことは
つまり
心が動くという事なのです。

心が動くとは、感情の喜怒哀楽を抱きあるものと
バランスを取っている状態から
カラダが反応したり行動を起こしたりするものです。

私達がお客様と接している時は常に

お客様の心を動かすことで
サロンワークは成り立っていると言えます。

心とは?

『心』はどこにある?こんなことを考えたことがありますか?

心の場所

以前の私は、心臓にあると思っていました。
なぜなら、ドキドキしたりワクワクしたり
悲しみでキューッと締め付けられたり

・心躍る
・心苦しい
・心が痛む

心は物体としては見えないけれど
左胸辺りに感覚として感じる反応があるからです。

ちなみに古代中国では、
心は心臓にあると考えられていました。

そして西洋では肝臓にある説や

ヒポクラテスは「心は脳にある」とした時代があり
アリストテレスは心臓説を唱え、
中世の時代まで心は脳の奥の方にあるなど
言い伝え信じられていたそうです。

生物の進化から脳に刻まれたこと

およそ35億年前、地球に生命が誕生し
その後数億年前に
・カラダの作りの違い
・生活スタイルの違い

によって
海から陸へ1000万種の生物が進化したとされています。

その過程で進化は脳に刻まれ心にも影響を与えている。

人間の脳は、およそ1400㏄ 1400gと言われています。
特に鼻や目、耳の情報を多く得るために前頭葉が発達した。

自分ひとりではできないことを
仲間と共有するために言語が発達したと言われます。

脳の進化

心の正体とは

脳内の一部に興奮が起こり、
神経線維を通って刺激が起こることをインパルスと言います。

その集合体が【心】であり
1つの神経細胞に行きつく説。

140億の神経細胞で『光が心を紡いている』と言われています。

感情を抱く場所は古い脳(大脳辺縁系)
つまり原始的で本能的で
これこそが
「進化は脳に刻み込まれ心にも影響を与えてる」ことなんだろう。

大脳辺縁系は、喜怒哀楽という感情や記憶を司る場所。
だから人は、

感情を伴った経験や体験は記憶に残りやすいのです。

私達がお客様に、

トリートメントで
・喜び
・心地よさ
・望みの結果
を提供できた時
そこで見た・聞いたことは記憶に残りやすいですね。

更に進化した人の心とは

およそ180万年前言語の発達
150万年前の火を使うなど道具を使う進化

それらは大脳辺縁系を覆うように
大脳新皮質と言う知性の発達をしていきました。

そのことにより、
大脳辺縁系(古い脳)は興奮すること
大脳新皮質(新しい脳)は抑制をすること

人は感情と知性でバランスを取るように進化をしてきました。

人の心とはつまり

私達はお客様に対して、
伝わるように伝える

平たく
モノやサービスを買ってもらう時には

喜怒哀楽の感情を刺激し知性とのバランスを取っている
『心』に対してアプローチをしているわけです。

感情を動かすのではなく
感情と知性のバランス心を動かす。

という事は、

正論のような説明だけよりも
感情が動くような刺激を与えることが
とても大切なことだと理解ができます。

楽しいイメージができることはもちろん

怒りや悲しみも
「こんな自分はもう嫌だ!」と新たに行動を起こす
きっかけになりますね。

褒めたりすかしたり
正の動機や負の動機

欲求や不満

お客様の心を動かすことで
お付き合いが始まると思ったら

あなたはどんな言葉磨きをしていきますか?


ちょっと変えるだけであなたのファンが会いにくる