セラピストの美容知識

エステティシャン必読!お客様のお肌の見方・読み方の基本

フェイシャルエステを施すエステティシャン・セラピストにとってお客様の肌悩みを解決することはやりがいであり醍醐味ですよね。

例えリラクゼーションの目的で始めたとしても、お客様とお肌の話になったらお悩みの解決策を提案したい!と思うものです。

はじめまして、3つの軸でサロンオーナーの売上げのステージアップをサポートする、Sawaiゼミ主宰澤居寿江です。

こちらの記事ではお客様の肌状態を読めるようになりたい。そのために何を身に着けたら良い?ということを、お伝えいたします。

お客様の肌表面を知るコト

お肌の美しさを判断する基準は表面のなめらかさにあります。

つまり、角質層のターンオーバーと落屑(アカになってはがれる)は表面のなめらかさに左右しています。

「お肌の新陳代謝を上げる」や「ターンオーバーを整える」などと言う表現をします。

そして、真皮層の弾力繊維(コラーゲンやエラスチン)の強度がしっかり保たれていること。

そのため、フェイシャルトリートメントは、細胞分裂の活動やそれを取り巻く作用に働きかけています。

肌を整えるコトとは

肌表面が美しく見える状態とは

  • うるおいがある
  • なめらかさがある
  • ハリがある
  • 弾力がある
  • 血色がよい
  • 艶がある

これらが整っているか?

欠けている部分がある時は「なぜ?」と疑問を持ち原因を探ることをします。

原因の探り方

肌表面の美しく見える基準が低下している場合それは、皮膚2mmの中の肌組織の働きに問題が生じたと仮定します。

つまり、お肌の新陳代謝と呼ばれる細胞分裂の生まれ変わりに着目して、エステトリートメントやスキンケアの見直しをご提案していきます。

トリートメントを施しながら何をしたら肌に滑らかさが戻ったか?

肌を良く観察しています。

「見る」ことに集中しながらも「なぜ?」の原因を探るのはお客様との会話になります。

  • 最近の身体の様子
  • ライフスタイル
  • スキンケア
  • ストレスの有無

お客様自身でも心当たりがなく何が原因かはみつけにくいでしょう。

私達は、お肌は3つの鏡(環境 内臓 精神)を常に意識して多面的な質問や会話から聞き出していきます。

まとめ

お客様の肌悩みの原因を知るコトは決して簡単なことではありません。

なぜなら、肌自体がとても複雑で複合的な働きが絡み合っているからです。

私達は常に色々な原因の可能性をインプットしながら経験と知識をもとに「ピンとくる」原因の探り方をしています。

知らなければ疑うことができません。

そのために、肌の構造や作用を理解し悩みと原因を紐づけしてお客様の肌表面を見ながら適切な処置や提案ができるよう学び続けています。

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